2014 01/20 健康食品の普及について

健康食品の始まりは、海の向こうのアメリカです。国民皆保険制ではないアメリカは、病気にかかると高額な医療費がかかります。

そのため医療費の節約のため、病気予防のために健康食品が使われました。サプリメントや健康食品の販売市場は、最近では日本でもかなり成長してきています。とはいえ、サプリメントや健康食品が日本国内で一般化したのは近年の話で、つい20年～30年くらいだといいます。

日本国内でサプリメントの需要が伸びたきっかけは、健康ブームや欧米食の一般化だといいます。ドラッグストアだけでなく、スーパーなどでもサプリメントが売り出し商品として並んでいることもあります。健康食品という名前は決まったものではなく、健康飲料や栄養調整食品など色々な呼び方があります。

サプリメントという言葉が無かった時代にも、健康食品や栄養補助食品は存在していました。有名どころとしては肝油ドロップ。ビタミンＡやビタミンＤを補充するための昔からある健康補助食品です。

終戦直後の日本は食料事情がひっ迫しており、食事だけでは不足気味な栄養成分を補うために学校から配られていたようです。今の日本は食料こそたっぷりありますが、栄養問題が解決したわけではありません。

食事が十分ではなく、栄養に偏りが出るなどして困っている方もいます。ビタミンやミネラルを補給して健康維持につとめたい人や、病気の予防に取り組みたい人が、健康食品を使っているといいます。

2013 10/17 妊娠と葉酸サプリメントについて

妊娠を考えている場合や妊娠初期にぜひ利用してほしいのが、葉酸のサプリメントです。葉酸とは水溶性ビタミンの一種で、Ｂ群に属します。ほうれん草から抽出された成分ですが、レバーなどからも摂取できます。葉酸のサプリメントは妊婦を中心に良く売れているそうです。

妊娠前や妊娠中に、葉酸を摂取することが推奨されている理由は、妊娠初期に葉酸が不足すると、生まれてくる子供が神経性の障害を持つリスクが高まる可能性があるとされているからです。外国では、将来的な妊娠を想定している女性は葉酸を取り入れるということは一般的だったようです。

一方国内では、妊娠することと葉酸との関係性は、これまでさほど重視されていませんでした。しかし、母子手帳にも10年ほど前から葉酸の摂取が言及されるようになり、妊娠をしたら葉酸を取り入れることが重用視されつつあるようです。

最近では、数多くのメーカーが葉酸サプリメントを製造販売しており、品揃えも充実しています。葉酸は、妊娠がわかってからではなく、できれば妊娠する前から十分に体内に採り入れておくことが推奨されています。妊娠した時には既に葉酸が多い体であることが望ましいとされています。

従って、妊娠1カ月前から葉酸を補給していることが効果があります。葉酸のサプリメントは美容系やダイエット系のサプリメントと比べて、比較的低価格で販売されており、通信販売やスーパーマーケットなどで購入することが出来ます。妊娠前後のみならず、貧血が気になるという方も葉酸サプリメントで体調管理に努めてみてはどうでしょう。